10月1日から楽天モバイルの無料サポータープログラムが開始されました。
さっそく申し込んでみましたが、色々気になる点があったので、確認して記事にしました。
楽天モバイルを開始するのでテストとしてモニターになってくれって事ですね。
まあ、色々とメリット・デメリットはありました。
なんか特捜だから申込してみたって安易な考えだと痛い目に合いますよ。
費用面が一番気になる部分だと思いますので、その部分についてご説明しましょう。
目次
- 1 無料サポータープログラムの当選の連絡
- 2 無料サポータープログラムの申込期間と流れ
- 3 無料サポータープログラムの一番のメリットとは
- 4 無料サポータープログラムが終了した後はどうなるの?
- 5 楽天モバイルの2020年4月1日以降の料金体系は?
- 6 楽天モバイルの気になるエリアについて
- 7 半年無料で使用できる内容は何?
- 8 無料サポータープログラムのお得な特典は?
- 9 楽天モバイルに加入できる条件は
- 10 無料サポータープログラムで一番ネックな条件とは?
- 11 無料サポータープログラムは本当にお得なのか検証
- 12 無料サポータープログラムで限定されている機種の種類と値段は?
- 13 無料サポータープログラムのデメリットは?
- 14 楽天モバイルの規約について
- 15 ご納得した方は申込へ
- 16 まとめ
無料サポータープログラムの当選の連絡
10月11日に当選の連絡がメールで来ました。
このたびは、楽天モバイル「無料サポータープログラム」にお申し込みいただき、誠にありがとうございます。
おかげさまで定員を超えるお申し込みがあり、厳正なる抽選の結果、貴方様が「当選」されましたことをお知らせいたします。
つきましては、追って「ご契約情報の登録、製品ご購入について」のご案内メールをお送りいたしますので、メールの内容に従ってお手続きください。
なお、メールの到着までに1週間前後かかる場合がございます。
※ご案内メールは、9月7日10時時点に楽天会員情報に登録されている、こちらのメールアドレス宛にお送りいたします。
引き続き、楽天モバイルをよろしくお願いいたします。
※期限内にお手続きを完了されない場合、当選は無効となりますのであらかじめご了承ください。
※本メールへの返信は受け付けできません。
との内容でした。
これから手続きに入りたいと思います。
無料サポータープログラムの申込期間と流れ
申込期間:2019年10月1日(火)0:00ー2019年10月7日(月)9:59
契約情報の登録期間:2019年10月11日(金)から
プログラム期間:開通後?2020年3月31日(火)予定
無料サポータープログラムの一番のメリットとは
断然、無料で使用できるってことですね。
ではいつまで無料で使用できるのか?ってことです。
ホームページに記載されていますが、
無料サポータープログラムが終了した後はどうなるの?
ではその後はどうなるのでしょうか?
有料になってしまいます。
さすがに永久に無料というわけにはいかないですね。
ホームページに記載されている内容↓
4月1日以降は正式プラン(有料)への移行、もしくは楽天回線の利用終了(解約)のいずれかをお選びいただきます。
正式プランに移行いただく場合、正式プランお申し込みと同時に2020年9月末までのモニタープログラムにお申し込み頂き、所定のモニター報告を定期的に行っていただくことで、モニタープログラムの報酬として正式プランの通信料金と同額のお値引きが受けられます。
気になる点がいくつかありますね。
半年後には有料になるなら、別にいいやって思う人は多いと思います。
しかし、2020年9月末までは「正式プランの通信料金と同額のお値引き」が受けれます。
まあ、通話しない人はあまりメリットがないですね。
ということは2020年3月31日(火)までの半年くらいは無料で使用できるってことです。
楽天モバイルの2020年4月1日以降の料金体系は?
これはまだ決まっていないんですね。
ドコモ、AU、ソフトバンク然り、料金プランってコロコロ変わりますからね。
なかなか決めにくいと思います。
ただ、第4のキャリアであるからして、他の3つよりは安くしてくるはずです。
でないと誰も楽天モバイルを使用しません。
楽天モバイルが安くなれば、他の3社も安くなるので、消費者にとってはありがたい競争ですね。
ただ、独占禁止法という法律もあり、なかなか安くできないのが現状ではあります。
独占禁止法は調べてね。
楽天モバイルの気になるエリアについて
やはり電波の質が気になりますね。
ソフトバンクは繋がらないとひと昔は言われていました。
ソフトバンクの電話って特殊で、建物に電波がぶつかると弱くなってしまうんですね。
しかし、それを改善したのがプラチナバンドです。
これは当時画期的で革命的だと話題になり、ソフトバンクの電波がかなり強力になりました。
ドコモやAUと同じくらいの電波の質になりました。
なので、「ソフトバンク=繋がらない」は無くなったのですが、昔のイメージを持っている人は「ソフトバンクって繋がらないよね」って言う人もいます。
では本題ですが、楽天モバイルはどうなのでしょうか?
9月22日にこんなニュースが流れました。
整備できた基地局は、計画の6分の1程度に終わったとのことです。
10月の時点で通信量が膨大になる商用サービスには耐えられないと判断し、規模を限定してのスタートとなりました。
大都市部で基地局の設置が難航している理由としてはドコモやソフトバンク、AUの基地局が既に多数あり、他社の基地局があると混線の恐れもあり、適切な設置場所が少なくなってしまったとのことです。
そんなことわかってたんじゃないの?って素人感覚では思いましたが・・・。
ただ、KDDIから通信網を有償で借りてスタートしますので、計画通りに進んではいませんが、電波の質は他の会社から借りれますので、問題ないと思われます。
ドコモと楽天モバイルの比較になります。
楽天モバイルの回線エリア↓
ドコモの回線エリア↓
今の時代、あまり変わらないですかね。
来年から5Gにもなりますし、そこまで気にする必要はないと思います。
半年無料で使用できる内容は何?
スマホのプランって多種多様です。
ではどのプランが使用できるのかって話になります。
無料サポータープログラムのプランは1プランのみです。選択はできません。
それの方がわかりやすくて良いかもしれません。
・国内・国際通話無制限
・国内・海外データ通信無制限
ということは、基本何をしても無料ですね。
データ量は100GBまでですが、追加も無料ですので、完全無料でしょう。
無料サポータープログラムのお得な特典は?
無料で半年使えて、プレゼントまであります。
品質テスト、アンケート(複数回)にご協力したら毎月1,000ポイントくれます。
半年なので6,000ポイントもらえますね。
まあ、楽天ポイントなので、楽天でしか使えないのがネックですが・・・。
最近はお店でも使用できる場所もあるのでありがたいですね。
他の特典としては、1万ポイントがもらえます。
1万ポイントももらえるの?って思われますが、これは少ないなと思いました。
その理由はまた説明します。
楽天モバイルに加入できる条件は
・東京23区、名古屋市、大阪市、神戸市にお住まいの方に限られます。
かなり絞られますね。
・満18歳以上の方
これは当然でしょうか。
・新規お申し込み、またはMNP(携帯電話ナンバーポータビリティ)にて乗り換えいただける方
新規申込できるので、無料で使える2台目としての活用でもありかもしれません。
・5,000名様限定
どれくらいの応募があるのでしょうか?
全く見当がつきません。
かなり限定されており、デメリットのリスクが大きく、応募が少ないように思えます。
無料サポータープログラムで一番ネックな条件とは?
これは機種が限定されているということでしょう。
いま使用している機種をそのまま使用できるのであれば、これほどの良いものはありません。
しかし、機種を変えないといけない。
↓
設定しないといけないのが面倒
↓
さらに機種代が発生する。
↓
しかし、1万ポイントしかくれない。
↓
よって、2,3万円くらいは支払が発生する。
んー、面倒であり、機種代が発生するのか!
って感じですね。
日本人はiphone使って気にいっている人も多いので、母数は半減すると思います。
楽天回線対応製品機種(HUAWEI P30 lite、HUAWEI nova lite3、AQUOS R2 compact SH-M09、AQUOS SH-M08)であれば、SIMカードのみご購入いただき、ソフトウェアをアップデートすることで無料サポータープログラムをご利用いただけます。
無料サポータープログラムは本当にお得なのか検証
格安スマホを使用している人は3,000円くらいで済んでいると思います。
それが半年無料になります。
3,000円×6ヶ月+10,000ポイント+6,000ポイント=34,000円のお得
機種代で足が出たら意味がありません。
手間賃も考えるとあまりメリットがないように思えます。
私の場合は楽天SIMを使用しており、月々2,000円です。(特別会員のため)
iPhone7使用です。
まったくメリットがありません。
しかし、iPhone7を売ればそれなりの値段になるので、足はでない計算です。
無料サポータープログラムで限定されている機種の種類と値段は?
スマホですので、それなりに値段はかかります。
24回、12回の分割払いも可能になります。
そのご紹介もしましょう。
「AQUOS sense3 lite」29,819円(10,000ポイント還元あり)
「Xperia Ace」49,819円(10,000ポイント還元あり)
「Galaxy A7」38,000円(10,000ポイント還元あり)
「OPPO Reno A 128GB」35,273円(10,000ポイント還元あり)
「arrows RX」29,819円(10,000ポイント還元あり)
「HUAWEI P30 lite」32,880円(10,000ポイント還元あり)
「HUAWEI P30 lite」
「HUAWEI nova lite 3」
「AQUOS R2 compact SH-M09」
「AQUOS sense2 SH-M08」
分割はこちらです↓
本新製品および「楽天モバイル」が今後販売する機種は、すべてSIMロックのかかっていない「SIMロックフリー」となります。
無料サポータープログラムのデメリットは?
デメリット1 違約金について
元々楽天モバイルSIMを使用している人はリスクは少ないと思います。
楽天モバイルSIM→楽天モバイルへの切り替えは違約金がありません。
キャンペーンが終わって、また楽天モバイルSIMに戻せばよいです。
機種はSIMフリーですので、差し替えるだけになります。
しかし、他のキャリア(ドコモやAU、ソフトバンク)などを使用している人は楽天モバイルに変更しないといけません。
すると違約金が発生します。
機種の購入も考えるとお金に足が出る可能性が高くなります。
デメリット2 メールアドレスの使用
メールアドレスが変更になります。
最近はスマホが普及して、キャリアのメールをする人は少なくなっています。
LINEを使用している人が大半でしょう。
しかし、LINEに抵抗を感じている人はキャリアメールを使用しています。
そのアドレスが変更されるとアドレス変更のお知らせをしないといけません。
ちょっと面倒ですね。
デメリット3 電波障害、不具合の可能性
キャリア変更自体はデメリットではありませんが、なんせ新事業です。
ドコモ、ソフトバンク、AUに続く「第4のキャリア」になるわけです。
独自のアンテナを使用するということは絶大な事業です。
AUが第3のキャリア(第二電電)になる時は絶対不可能だと稲盛和夫氏は叩かれました。
JAL再建に名乗り出た稲盛和夫氏は本当に凄い人です。
京セラの創業者であり、第3のキャリア(現AU)を作った人です。
当時はドコモ、ソフトバンクに次ぐ第3のキャリアAUは絶対無理だと言われていたものを1から成功させた人です。
いや0から成功させたので凄いのです。
ソフトバンクの孫氏も凄いですが、テレコムという基盤があり、それを利用しました。
しかし、稲盛和夫氏(現AU)は全くの0からです。しかも知識もありません。
京セラという畑違いの経営しかしておりません。
そんなの誰もが無謀と思うでしょう。
今とは時代が違いネットワーク、インフラ環境は整っているのですが、それでも第4のキャリア計画は「凄い計画」というのは間違いありません。
その凄い計画に関して、やはり何かしら不備、不具合というものは出ると思います。
現に計画通り進んでいない部分もあります。
電波障害で、スマホが使用できなくなり、仕事やプライベートに大きく影響するのであれば、避けるべきではないでしょうか。
デメリット4 2020年4月からの料金について
これはさきほども申しましたが、料金プランは未定です。
たぶん安いはずですが、格安スマホより安くなるのかは不明です。
元々、格安スマホで安く使用していたのに、「2020年4月から使用料が高くなった」ってなると意味がありません。
また楽天SIMに戻せばいいんですけど。
デメリット5 結局特典以上に料金がかかる
やっぱりお得だからこその申込です。
しかし、機種代で料金が発生して足が出れば、何も意味が無い気がします。
他のメリットがありません。
電波が良くなるわけでも、特別便利になるわけでもありません。
きちんと計算して計画性を持ち、申込する必要があります。
楽天モバイルの規約について
当月内に消費しきれなかったデータ容量については翌月に繰り越されます。
各データ容量の繰越期限は下記の通りです。
■繰越された通信容量:1ヶ月間(当月末まで)
■契約プランにて毎月付与される通信容量:1ヶ月間(当月末まで)
■リチャージ通信容量:購入から62日間
データ容量の残容量が一定容量を下回ると、契約者にメールで通知を行われます。
残容量の通知の条件は以下の通りです。
1 ご契約プランの付与データ量が20%を下回った時
例:契約プラン5GB→残容量が1GB以下
2?ご契約プランの付与データ量が10%を下回った時
例:契約プラン5GB→残容量が500MB以下
3 すべての容量を使い切ったとき
例:残容量が0GB
低速時は200kbpsになります。
ご納得した方は申込へ
申込ページはこちらです。
https://network.mobile.rakuten.co.jp/plan/supporter-program/
あくまでも抽選ですので、確定ではありません。
抽選結果は抽選した人から2019年10月11日(金)より順次ご案内メールをお送っています。
抽選漏れした人は何も来ません。
まとめ
さて、どうでしょうか?
絶対申し込んだ方が得!という内容ではありません。
むしろ最終結果で費用がかかる場合もあります。
不安要素もあります。
個人的な意見ですが、楽天らしくないプログラム(キャンペーン)だと思いました。
第4キャリア計画は凄い事です。それに関して莫大な費用が発生しています。
その一部として、もっと消費者がお得になるような話題になるようなプログラムにすべきではなかったのでしょうか?
そうすれば広告は絶大なものになったと思います。
しかし、この内容であれば、そこまでの話題性は出ない気がします。
むしろ
「ZOZOTOWNの前澤社長のツイッター100万円プレゼント企画」の方がインパクトがあり、凄い事を考えるなって関心を持ちました。
日本中にZOZOの宣伝になったでしょう。
批判もありますが、そう考えると前澤社長は天才ですね。
楽天の三木谷社長はどのような事をしてくるのでしょうか。