ボクシングの比嘉大吾選手が減量失敗です。体重超過で王座剥奪です!
ボクシングで体重超過は度々ありますが、これは外国人の選手がやるものとばかり思っていました。記憶に新しいところではネリ選手の減量失敗がありましたね。
比嘉大吾選手に、今回の体重超過でファイトマネー減額等の罰則や罰金等はあるのでしょうか?
以前から比嘉大吾選手は減量に苦労していて、次戦からは階級を上げてくるのでは?という噂もあります。
今回は、比嘉大吾選手について、あなたが知りたいことをまとめました!
目次
比嘉大吾wikiプロフィール!戦績は?
名前 | 比嘉大吾(ひが だいご) |
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階級 | フライ級(当記事執筆時) |
身長 | 160.1cm |
リーチ | 164.0cm |
生年月日 | 1995年8月9日 |
年齢 | 22歳(当記事執筆時) |
出身地 | 沖縄県浦添市 |
出身校 | 浦添市立仲西中学校→沖縄県立都工業高等学校 |
戦績 | 15試合15勝(15KO)0敗 |
比嘉大吾選手は、父親が少年野球のコーチをしていたこともあり、中学校まで野球をやっており、甲子園出場を夢見て高校でも野球をやる予定でした。
しかし、テレビでボクシングの井岡一翔選手がオーレイドン・シスサマーチャイ選手をTKO勝ちした試合を観戦し、後に具志堅用高さんの過去の試合も観て、野球ではなくボクシングをやることを決意しました。
父親にそのことを話すと、父親から元プロボクサーで沖縄県立宮古高等学校の知念健次さんを紹介され、知念健次さんの元でボクシングを学ぶために、沖縄県立宮古高等学校に進学しました。
高校ではフライ級(少年の部)でベスト8が主な戦績でしたが、具志堅用高さんに比嘉大吾選手の存在が伝わり、スカウトされ、白井・具志堅スポーツジムに入門し、プロになりました。
戦績を見ると分かりますが、ヤバイです!15戦15勝(15KO)0敗で、全てKO勝ちしているんです。めちゃくちゃ強いです。
この記録がどこまで続くのか注目されていた最中、減量失敗で王座剥奪となり、これは日本人世界王者では初めてのことです。
比嘉大吾減量失敗で王座剥奪!
比嘉大吾選手はフライ級で、制限体重は50.8kgでしたが、900gオーバーの51.7kgで体重超過になりました。
2018年2月下旬の時点で、62kgもあり、約1か月半で12kgも減量を強いられましたが、結局減量しきれずに王座剥奪となってしまいました。
比嘉大吾選手は今回だけではなく、以前から比嘉大吾選手は減量に苦しんでいたようです。
2017年5月の世界戦挑戦前には、減量が原因でパニック障害を起こしました。今回も脱水症状を起こしていました。
比嘉大吾は次戦階級を上げる?背中が大きい?
上で説明したように、比嘉大吾選手は、減量に苦しみ、パニック障害や脱水症状を起こしていました。
比嘉大吾選手は、フライ級が適正体重ではないという見方もありますし、今後階級を上げてくる可能性も高いと思います。
比嘉大吾選手は、背中が非常に大きいと言われています。胸囲は98cmで、これは階級がかなり上の村田諒太選手とほぼ同じなんです!こう言えば、どれだけすごい肉体なのかお判りでしょうが、画像を見れば、それがさらに分かると思います。
こちらのツイート画像をご覧ください。
前回の背中といい、今回の正面から見た大胸筋といい、とてもフライ級のボクサーの身体つきには見えないんだわ
比嘉大吾チャンピオンの身体つきが、一戦毎にヤバくなっている? pic.twitter.com/AU8IRpLsLw— 三代目豪腕【非公式】 (@boxing5910) October 18, 2017
ウエストはかなり絞られていますが、背中が非常に大きくありませんか?ヤバすぎませんか?コレ(笑)
こういうのを逆三角形というのではないでしょうか?とてもフライ級とは思えません。
私は次戦は階級を上げてくる可能性は非常に高いと思いますね。
比嘉大吾のファイトマネーや罰金は?
実は王座獲得した試合の比嘉大吾vsフアン・エルナンデス戦で、対戦相手のエルナンデス選手が体重超過で王座剥奪されていたんです。
このときは、試合が行われましたが、エルナンデス選手は勝とうが負けようが王座剥奪。比嘉大吾選手が勝てば、比嘉大吾選手が新王者。エルナンデス選手が勝てば空位になる条件で行われました。
結果、比嘉大吾選手が新王者となったわけですが、今度は自分が体重超過となってしまったわけです。日本人が体重超過で王座剥奪は非常に残念ですね。
さて、気になるのは、体重超過に対し、罰則や罰金のようなものはあるのか?ということです。
記憶に新しいところでは、引退した山中慎介選手の対戦相手だったルイス・ネリ選手の大幅な体重超過がありました。
このときは、ファイトマネーの支払いをWBCから指示されて、70%分を差し押さえられていると報道されました。30%分しかネリ選手は受け取れなかったということですね。
ネリ選手は、あまり悪いことをしたとは思っていなかったようで、悪びれる様子もありませんでした。比嘉大吾選手はネリ選手とは違い、反省しているとは思いますが、反省しているしていないに拘わらず、何等か罰則は必要でしょう。
対戦相手は、きつい減量をして計量をクリアしてきているわけですからね。
比嘉大吾選手への処分が分かり次第、当記事を更新しますね。
比嘉大吾と井上尚弥のスパー動画!
比嘉大吾選手は井上尚弥選手とスパーリングを行ったことがあります。
井上尚弥選手も本当に強いですからね。こちらがそのときの動画です。
井上尚弥選手も15戦15勝(13KO)で比嘉大吾選手に引けを取りませんし、非常に強いです。
井上尚弥選手は、元WBC世界ライトフライ級王者、元WBO世界スーパーフライ級王者ですが、次戦は2018年5月25日にバンタム級で出場する予定です。
井上尚弥選手も比嘉大吾選手まではいかないまでも、減量には苦しんでおり、階級を上げることで、軽減されたようです。比嘉大吾選手も上げるでしょうね。
まとめ
- 比嘉大吾選手が減量に失敗し、体重超過で王座剥奪された。
- 比嘉大吾選手は、今回に限らず、減量に苦しんでおり、次戦からは階級を上げてくることが予想される。
- 比嘉大吾選手は背中が非常に大きく、胸囲は村田諒太選手とほぼ変わらない。
- 少し前にルイス・ネリ選手が体重超過で王座剥奪されたが、そのときは70%のファイトマネーの支払いをWBCからの指示で差し押さえているということだった。比嘉大吾選手にも何らかの処分が下されると思われる。
- 比嘉大吾選手は井上尚弥選手と階級は違うが、スパーリングをしたことがあり、YouTubeには動画が公開されている。
いかがでしたか?
比嘉大吾選手の王座剥奪は非常に残念ですね。まだ比嘉大吾選手は負けたことがなく、全てKO勝ちでしたが、もし明日(2018年4月15日)の試合に勝利しても、王座獲得とはなりませんし、後味の悪い試合になりそうです。
テレビ放送が決まっていることやスポンサーとの関係もありますから、試合は行われますが、今後は、同じようなことが絶対に起こらないようにしてもらいたいですね。