奈良判定という言葉をご存知でしょうか?
アマチュアボクシング界で絶対的な権力を持つとされる山根明会長。
→山根明会長wikiプロフ!娘と息子がいて孫もいる?文春に反論?
山根明会長とつながりのある奈良県の選手を勝たせるのが奈良判定です。
奈良判定は2年前に開催された岩手国体でも発動していました。
今回は、
- 奈良判定とは?意味をおさらい!
- 奈良判定で勝利のボクシング選手と負けた岩手の選手は誰?名前は?
- 奈良判定の岩手国体の試合のボクシング動画は?
- 奈良判定を村田諒太が批判?
- 山根明会長はなぜ奈良県の選手を優遇?理由は?
について、お伝えします!
目次
奈良判定とは?意味をおさらい!
奈良判定とは、簡単に言えば、奈良県の選手を優遇して勝たせることです。
接戦したときに、忖度して奈良県の選手を勝たせることです。
たとえ奈良の選手が劣勢であろうと、試合結果が覆るのが奈良判定です。
あくまでも「接戦したとき」という条件はあるものの、明らかに誰が見ても奈良県の選手が劣勢であっても、奈良県の選手の勝ちとなった試合があります。
奈良判定で勝利のボクシング選手と負けた岩手の選手は誰?名前は?
2年前に開催された岩手国体で、初戦で岩手県の選手と奈良県の選手が対戦しました。
この試合では、日本ボクシング連盟が試合当日に行った審判員ミーティングで、特定の選手の勝敗を暗に指示していたということです。
審判委員会の委員は他県のある選手のボクシングスタイルを真似て、「このようなスタイルのボクシングには評価をしてはならない」と説明した上、山根明会長が名指しで「今まで日本連盟のお金で世界での活躍の場を与えてやったが、結果に出ていない。世代交代だ」などと発言したと言います。
直接奈良県の選手を勝たせろ!とは言っていないものの、審判員はその対戦相手である奈良県の選手を勝たせなければならないと認識せざるを得なかったようです。
このときの試合は、奈良県の選手が2度ダウンしたにも拘わらず、奈良県の選手が2-1で判定勝ちしたんです。
これは岩手県の新聞にも大きく掲載されていました。
佐々木康太無念 判定負け(成年男子バンタム級)
本県ボクシングチームの主将を務める成年男子バンタム級の佐々木康太は初戦で前回王者の中島一輝から2度ダウンを奪いながら1-2で判定負け。
どうしてー。
会場はしばらく騒然となり、異様な雰囲気に包まれた。
1、2回と中島の強打に佐々木は軽快なフットワークで対抗。
3回、佐々木の左カウンターが中島の顎をとらえ、この試合初のダウンを奪う。
再開後も連打で追い込み、中島はふらつく身体をロープに預けるのがやっと。
2度目のダウンに追い込んだ。
だが、飼ったのは中島だった。
ジャッジは29-28で中島が2人、1人が同じスコアで佐々木がダウンを奪えばその甲斐の祭典は10-8、2度ダウンなら10-7がついてもおかしくなく、レフェリーが思わず佐々木の腕を挙げそうになるほどだった。
結果を受け止められない観客の叫びにも判定は覆らない。
複雑な表情の勝者と、笑顔で握手を交わした佐々木。
どちらが勝者か、一目では分からなかった。
奈良県の選手は中島一輝選手で、負けた岩手県の選手は佐々木康太選手のようですね。
こちらにも試合結果が載っています。
奈良判定の岩手国体の試合のボクシング動画は?
2年前の岩手国体で奈良判定が発動したボクシングの動画がこちらです!
これヤバイだろ・・・。
誰がどう見ても青の岩手の選手の勝ちでしょ(汗)
赤の奈良の選手も絶対負けたと確信していたようで、審判に手を挙げられるわけがないと思っていた様子ですよね。
ひどすぎるわ~!
奈良判定を村田諒太が批判?
村田諒太選手は、日本ボクシング連盟の不正疑惑を批判しています。
最近は日大のアメフト悪質タックル問題、レスリングのパワハラ問題等がありましたが、関わっている輩は自分から潔く辞める人は全くいません。
おそらく、山根明会長もそうでしょうね。
潔く辞める人であれば、こんな不正はしないはずです。
村田諒太選手はアマチュア出身で、アマチュアボクシング界について、心当たりあることもあるんでしょうね!
ロンドン五輪で、ボクシングド素人の山根明会長の息子をセコンドに付けたこととか。
山根明会長はなぜ奈良県の選手を優遇?理由は?
山根明会長はなぜ奈良県の選手を優遇していたのでしょうか?
すぐに思いつくのが山根明会長が奈良出身なの?ということですが、これについては分かりません。
出身校も不明です。
しかし、山根明会長は、元奈良県ボクシング連盟の理事長なのです。
これは奈良県の選手を優遇することに関係がありそうです。
自分が見てきた選手を優遇したいという思いからでしょうか?
その可能性は大いにあると思います。
まとめ
- 奈良判定とは、奈良県の選手を優遇して勝たせること。
- 2年前の岩手国体で、奈良県の選手が明らかに劣勢なのに、判定勝ちした試合があった。
- そのときの試合の奈良県の選手は中島一輝選手で、負けた岩手県の選手は佐々木康太選手。
- 中島一輝選手も負けを確信しているような様子だった。
- 村田諒太選手も日本ボクシング連盟の不正疑惑を批判している。
いかがでしたか?
あの動画を観た人なら、誰でも奈良県の選手が負けたと思うでしょう。
山根明会長にはさっさと辞めてもらいたいですが、しぶとく居座ろうとするでしょうね。
今まで自分のやりたい放題してきたでしょうから。
しかし、審判が信用できないとなるとスポーツとして成り立ちませんよね。
今後、アマチュアボクシング界が良い方向へ向かっていくことを願っています。